第1原発「デブリ」取り出しへ一歩 2号機・堆積物「動かせた」

03/03 14:30

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3号機建屋上部から見た福島第1原発西側(山側)の様子。斜面にはコンクリートが吹き付けられている=2月20日

 東京電力福島第1原発の廃炉作業では、2号機の原子炉格納容器内部調査で、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる堆積物の可動性を初めて確認した。デブリ取り出しに向け一歩ずつ前進する一方、3号機からの使用済み核燃料の搬出を巡っては機器のトラブルが相次ぎ、東電の品質管理体制の甘さや作業の困難さが改めて浮き彫りとなった。  「堆積物が動いた」。2号機の原子炉格納容器内部調査が行われた2月13日。遠隔装置が小...

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