政府焦り...貯蔵タンク「敷地限界」 処理水、処分法議論は正念場

03/06 15:10

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東京電力福島第1原発と増え続けるタンク群

 東京電力福島第1原発では、汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含む処理水の保管が続いている。東電が敷地内の貯蔵タンクの増設は限界と主張する中、海への放出が有力視されている。しかし、風評被害への懸念は根強い。処理後の水にトリチウム以外の放射性物質が残っていたことも発覚し、処分方法を選定する議論は正念場を迎えている。  第1原発では事故後、建屋内に流入する地下水が汚染水と混じり、それを多核...

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