原発事故に伴う避難指示が出された地域の神社は、環境変化や住民の激減で存続の危機にある。氏子である住民の帰還は思うように進まず、再建費用の確保などの課題も抱える。県神社庁長で福島稲荷神社宮司の丹治正博さん(63)は「合祭殿」に期待を込めて語った。 災害に起因した合祭殿の建設は全国初で、来年度内の完成を目指している。中野八幡神社を候補地として再建し、合祭殿も兼ねるようにする。通い慣れた神社の姿が浮...
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