福島医大の石川徹夫教授(54)=線量評価=に、県民健康調査の「基本調査」の意義などについて聞いた。 ―基本調査で分かったことを改めて聞きたい。 「原発事故から4カ月の外部被ばく線量は、ほとんどの人が5ミリシーベルト未満であるという結果が得られた。今までの放射線影響に関する調査で一番信頼できるのが原爆被爆者の調査。長年追跡調査した結果、100ミリシーベルト以下では明らかな影響は確認されていない。こ...
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