福島医大・石川徹夫教授に聞く 科学的情報の提供...意義大きい

01/10 09:50

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いしかわ・てつお 横浜市出身。東大工学部卒。放射線医学総合研究所(現量子科学技術研究開発機構)を経て、2013年8月に福島医大医学部放射線物理化学講座教授として着任。現在は放射線医学県民健康管理センター基本調査・線量評価室長を兼務する。

 福島医大の石川徹夫教授(54)=線量評価=に、県民健康調査の「基本調査」の意義などについて聞いた。  ―基本調査で分かったことを改めて聞きたい。 「原発事故から4カ月の外部被ばく線量は、ほとんどの人が5ミリシーベルト未満であるという結果が得られた。今までの放射線影響に関する調査で一番信頼できるのが原爆被爆者の調査。長年追跡調査した結果、100ミリシーベルト以下では明らかな影響は確認されていない。こ...

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