【まち中華物語】菜華軒・白河市 寄り添う心、味の原点

05/15 11:40

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家族と親戚のチームワークで人気の味を守る(右から)店主の渡辺さん、西牧さん、圭一さん、あや子さん、裕司さん(永山能久撮影)

 JR新白河駅近くにある菜華軒(さいがけん)に入ると、有名アスリートらのサイン色紙が並び、ドリンク類を除いて60種類という豊富なメニューが目に飛び込んでくる。「これでもメニューを減らしたんです」。店主の渡辺哲男さん(68)はお客の要望に応え、みるみるうちに増えたメニューを見て笑う。  ボリューム満点  開店は1989(平成元)年。新白河駅の周辺には、まだ田んぼや空き地が目立っていた。今では味に加えて...

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