【まち中華物語】丸見食堂・喜多方市 常連の声で本格派に

07/03 13:19

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チャーハンを調理する店主の川見さん。仕上げに喜多方ラーメンスープで風味を出す自慢の味だ(石井裕貴撮影)

 30軒以上のラーメン店がのれんを出す全国屈指のラーメンの街にあって、多彩な中華料理を提供する珍しい店だ。「ラーメンばかりじゃなくて、喜多方でもうまい中華料理も食べてみたいね」。本格的に中華料理を提供し始めたきっかけは、常連客の一言だった。  地域に根付いた大衆食堂として、ラーメンやチャーハンなどの中華メニューは元々あったが、看板料理にはほど遠い存在だった。常連客の言葉が起爆剤となり、中華料理を中...

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