【まち中華物語】栄楽・須賀川市 店の原点、守り続ける

09/18 12:49

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(左から)栄子さん、正博さん、賢治さんの親子3人で店を切り盛りしている(下)看板メニューのタンメン。「須賀川元祖」の味を引き継いでいる(吉田義広撮影)

 白いのれんに書かれた屋号と、看板メニュー「湯麺(タンメン)」の文字が風に揺れる。前身の店から数えて46年続く店には、「須賀川元祖」の流れをくむタンメンを求め、市内外から根強いファンが訪れる。  常連客から学ぶ  代名詞のタンメンは、鶏や豚の骨からだしを取ったこくのあるスープにキャベツやニラ、もやしなどの野菜がふんだんに盛り付けられた王道の逸品だ。調理場に立つ曽根栄子さん(79)は「須賀川に初めてタ...

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