「これからは庶民的な中華料理も食べてもらいたい」。店主の片吉慶吉(かたよしけいきち)さん(70)が高校卒業を前に、そう決意してから50年以上がたった。 庶民的な味追求 店の前身は両親が営んでいた食堂。「きがる食堂」を店名に、うどんや和食などをメニューにしていた。主に片吉さんの母ミサさんが調理を担当し、「おふくろの味」を売りにした店だった。 文字通り「気軽に足を運べる」店として多くの常連客を引...
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