青春時代に親しんだ味は、何年たっても忘れることがない。日大工学部のほど近くに立つ店には、多くの学生や卒業生らの思い出が詰まっている。 学生たちとの絆 店主の小林勝則さん(68)が妻美保さん(66)と店を開いたのは1978年。父の故勝太郎さんが学生向けの下宿を始める際、東京や仙台で中華料理の修業をしていた小林さんに「まかないを手伝ってくれないか」と声をかけたのがきっかけだった。 当時、周辺には...
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