【まち中華物語】食堂あづま・須賀川市 自分の城をもう一度

01/22 13:20

  • 有料記事
東さんは「お客さんに喜んでもらえる料理を作り続けたい」と笑顔を見せる(石井裕貴撮影)

 「先生、もう一度お店を開いてみたら。やった方がいいよ」―。料理教室の生徒からかけられた言葉をきっかけに、店主の東輝明さん(73)が6席のみの店を始めた。2021年4月の開店から約2年。赤いターンテーブルで肩を並べて料理を味わうスタイルも徐々に浸透してきており、東さんは70歳過ぎてからの再挑戦に情熱を燃やしている。  隠居はまだ早い  胸に秘める思いは「隠居するにはまだ早い」。一念発起して自宅の倉庫...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line