【まち中華物語】喜楽屋神龍・会津美里町 ほっとする味と空間

02/26 09:01

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リラックスできる場所を目指した店づくりにも心を砕く店主の堤さん(石井裕貴撮影)

 入店した高齢の女性が席に座ると店のスタッフに声をかけた。「こないだはどうもねぇ」。JR只見線会津高田駅前に店を構える会津美里町の「喜楽屋 神龍(シェンロン)」。地域に愛されるお店が提供するのは「食」だけでなく、心温まるコミュニケーションが行き交う優しい空間だ。  店名由来は漫画  創業は昭和初期。現在は4代目の堤恵介さん(41)が中心となって切り盛りする。堤さんは料理の専門学校を卒業後、東京の飲食...

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