【まち食堂物語】白十字食堂・白河市 また会いたい味がある

04/09 12:15

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1955年に創業した店ののれんを守る店主の啓雄さん(左)、昌子さん夫妻。城下町に根付いた食堂には多くの人が訪れる(吉田義広撮影)

 煎餅屋から出発  昔ながらの味を今も変わらず提供する1955年創業の老舗食堂に、老若男女が吸い込まれていく。のれんをくぐれば、どこか懐かしい気持ちが湧き上がる。来店客には家族連れや高校生の姿も。「昔」を知らない世代までを引き付ける不思議な魅力がこの店にある。  「忘れられない味、毎日食べても飽きないものを作っている」。店主の十文字啓雄(けいお)さん(81)と妻昌子さん(79)は口をそろえる。定食や...

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