仕出し弁当原点 原点は自宅の流し台にある。会津若松市の「かんのや」店主の清水一郎さん(60)の脳裏に焼き付いているのは小学生だった約50年前のある日の出来事。スーパーの総菜部門の責任者として働き、朝早くから夜遅くまで家を空けていた父が、その日は家にいた。話を聞くと「仕事を辞めてきた」という。そして手作りにこだわる父が自宅を使って仕出し弁当を始め、ここに「かんのや」が誕生した。 父勝三さんがスー...
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