福島市観光農園協会は9日、同市の道の駅ふくしまで開園式を行い、同市の果物のシーズンの幕開けを祝った。観光農園の期間は6月のサクランボに始まり、11月のリンゴ収穫期まで続く。
式では、同協会の佐藤孝会長(くるま農園)が「今年もおいしいサクランボができた。実りが早いので食べ逃しがないように早めに召し上がってほしい」とあいさつした。佐藤会長らがテープカットを行った。
会場では、サクランボのプレゼントや即売会のほか、太鼓演奏などが行われ、ステージを盛り上げた。市オウトウ生産研究会による「ふくしまサクランボまつり」も同時開催された。
同協会は市内の農園が観光農業の推進を目的に1973年に発足。現在は35戸の農園が加盟している。