合同会社七浜果樹は14日、いわき市平藤間にブルーベリー観光農園「ブルーベリーファームいわき」を開園した。同社の渡辺充彦農園長(38)は「皆さんに喜んでもらえるような施設にしていく」と話している。
東日本大震災で被害を受けた沿岸部に人が集まる場をつくろうと、2022年から整備を進めていた。農園では、同市初の養液ポッド栽培を取り入れた16品種約1200本のブルーベリーを育てている。
旬の6~8月には、時期ごとに3~5品種のブルーベリーを食べ比べられるブルーベリー狩りが楽しめるほか、カフェや直売所、広場を併設している。時間は午前9時~午後3時。ブルーベリー狩りの料金は40分間で大人2000円、中学生1500円、小学生1000円、幼児無料。問い合わせは同農園(電話070・8587・3752)へ。