ロマンチック街道沿線の地場産品並ぶ 3村公共施設で販売

06/26 09:25

特設販売コーナーで沿線産品をPRした篠木村長=葛尾村・あぜりあ

 阿武隈山地の国道399号沿線の5市町村でつくる「あぶくまロマンチック街道沿線自治体連絡協議会」は25日、葛尾、川内、飯舘3村の各公共施設に、沿線地域の地場産品を取りそろえた「特設販売コーナー」を開設し、沿線一押しの逸品をPRしている。

 特設販売コーナーの開設は、協議会による新たな取り組み。葛尾村は復興交流館あぜりあ、川内村は複合商業施設YO―TASHI(ようたし)、飯舘村はいいたて村の道の駅までい館の計3カ所に設けられた。

 各コーナーでは、ハムやソーセージ、黒毛和牛の加工品、凍(し)み餅、エゴマ油、日本酒、ワインなどの特産品を販売している。

 葛尾村では同日、協議会副会長の篠木弘村長があぜりあを訪れ、商品をPRした。篠木村長は「5市町村の特産品が一堂に会した初の試みで、波及効果に期待したい」と述べた。

 協議会は沿線地域の魅力発信や交流・関係人口の拡大、地元産品の消費拡大などを通じて沿線の活性化を図る目的で、飯舘、浪江、葛尾、田村、川内5市町村が昨年3月に設立した。

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