空想の力で地域を盛り上げようと、福島県須賀川市と円谷プロダクションが11月16、17の両日に同市で開く新イベント「すかがわ空想フェス2024」の概要が25日、公式サイトで発表された。郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんの出演などが新たに決定した。
須賀川市はウルトラマンの生みの親で「特撮の神様」と称される故円谷英二監督の故郷。市と円谷プロが結んだまちづくり提携協定の一環で初めて企画した。
主なプログラムは【表】の通り。「空想力が未来を創造する―円谷英二が託した"好奇心のバトン"」をテーマに、ライブの初演やシアター、ミーティング、スタジオを四つの柱として市文化センターや市民交流センター「テッテ」などで多彩な企画を展開する。
11月16日の「空想ミーティング」では円谷プロの造形師で「怪獣マエストロ」と呼ばれる品田冬樹さんやコピーライターの糸井重里さん、起業家の深井龍之介さんが登壇する。同17日は過去のウルトラマンシリーズの上映会と箭内さんのトークイベントが開かれる。
このほか、国内外から「怪獣」を題材に自由な発想で表現したイラストとテキスト作品を募る。募集期間は7月25日~9月6日。