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オリーブやヤシの木、復興のシンボルに 四倉で植樹祭

07/10 10:00

オリーブの木を植える参加者

 いわき市四倉町の住民でつくる四倉ふれあい市民会議は6日、同市の四倉防災緑地で四倉地区の活性化を目指すイベント「オリーブの木・ヤシの木植樹祭」を開き、同地区の住民がオリーブやヤシの木を一本一本丁寧に防災緑地に植えた。

 オリーブの木の植樹は、震災後に四倉の復興のシンボルにしようと、同会議が企画。四倉小で児童が苗木を育て、2018年に防災緑地に植樹した。しかし、土壌が合わなかったことからオリーブは成長しなかった。

 これを受け、今回は土壌を入れ替えて新たにオリーブなどを植樹。さらに、砂浜にもヤシの木を植えた。同会議によると、オリーブの木とヤシの木の花言葉は「平和」。吉田和正会長は「地域の多くの人が集える四倉の顔となる場所にしたい」と話した。

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