日本一へ帝京安積「悔いなき演奏を」　28日に太鼓甲子園

　帝京安積高(郡山市)の和太鼓部が２８日、静岡県で開かれる第３７回富士山太鼓祭りの「第１３回全国高校生太鼓甲子園」に出場する。部長の鈴木祐雅さん（３年）は「３年生にとって最後の大会。悔いの残らない演奏をして日本一をつかみたい」と意気込みを語った。

　大会にはビデオ審査を通過した１０校が出場。日本一を目指して太鼓演奏を競う。演奏する曲は２年前に優勝した際にも披露した「天響（あまね）」。３年連続での選曲だが、「誰も見たことがない天響」を目指し、曲の入り方や新しい振り付けを入れるなど変化を加えた。

　昨年の「太鼓祭２０２３第１５回日本一決定戦」を優勝したため、今年はゲスト参加となった。そのため、３年生にとって今大会が最後の大会となる。坂本雄一顧問は「昨年から最終目標はここだと言ってきた。だからこそ勝って終わってほしい」と期待を込めた。