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許可内容と異なる工事を発注...須賀川市職員を懲戒処分

08/02 07:45

 須賀川市は1日、工事で適切に発注せず、市に損害を与えたとして、水道施設課技師の職員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。市の規定により、氏名や年齢、性別などを公表していない。

 市によると、職員は3月ごろ、給水管の敷設に伴う県道の舗装復旧工事で、県の許可内容と異なる発注書を作って工事を発注し、完了させた。県は工事が適切な方法で行われ、基準を満たしているかどうかを確認するよう求めた。本来不要だった県道の密度試験などの調査費24万2000円を市が負担することになった。併せて職員は事業者などへの粗暴な言葉使いや約束時間を守らないといった不適切な行動を繰り返し、上司の指導に従わなかった。市は上司1人の監督責任を問い、口頭訓告とした。

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