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須賀川・岩瀬実行委を設立 26年米・食味分析鑑定コンクール国際大会

08/06 08:45

佐藤副知事(中央)に要望書を手渡す橋本市長(左から2人目)ら

 2026年から3年連続で本県で開催される「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」のうち、トップを切って須賀川岩瀬地方が会場となる第28回大会は26年12月5、6の両日、須賀川市文化センターで開かれる。2日間で延べ5000人の来場が見込まれている。

 須賀川、鏡石、天栄の3市町村と県、JA夢みなみ、JA全農福島が5日、実行委員会を設立し、事業計画を決めた。機運を盛り上げるため、プレ大会と位置付けた県大会を来年11月16日に須賀川市民交流センター「テッテ」で開く。5日に同市で開いた総会で実行委員長に就いた橋本克也市長は「県産米の品質向上と魅力を国内外に発信する絶好の機会になる」とあいさつした。

 コンクールは世界最大規模のコメの品評会で、国内外から毎年5000点を超えるコメが出品される。米・食味鑑定士協会と、開催地の関係機関でつくる実行委が主催する。本県では09年の第11回大会が天栄村で開かれた。27年は会津若松市、28年は双葉地方での開催が予定されている。

 正副実行委員長が県に財政支援要請

 橋本市長ら正副実行委員長は5日、県庁を訪れ、県と県議会に大会への財政支援などの協力を求めた。

 橋本市長から要望書を受けた佐藤宏隆副知事は「実行委に参画し、支援策を具体的に検討する」と応じた。副実行委員長の木賊正男鏡石町長と添田勝幸天栄村長、佐々木一成JA夢みなみ組合長が同席した。


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