第106回全国高校野球選手権大会に出場した聖光学院ナインは12日、福島県伊達市の同校に戻り、保護者や教職員らから温かい出迎えを受けた。
ナインを乗せたバスは午後7時半過ぎに到着。礼拝堂で帰校式が行われ、主将の佐藤羅天(らま)(3年)は「最後まで支えていただき、そして一緒に戦ってくださり、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
斎藤智也監督は「1点の重みを痛感し、甲子園で一つ勝つことの大変さを改めて感じた。次のチームの成長につなげたい」と語った。横山博英部長も声援に対して感謝の言葉を述べた。新井秀校長と安斎文夫同窓会長がねぎらいの言葉を贈った。
聖光学院は1回戦で2年ぶり8度目出場の鶴岡東(山形)に1―2で惜敗した。新チームは13日から始動する。