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スウェーデン、夏は「ザリガニパーティー」 各家庭で盛り上がる

08/13 08:25

スーパーに並ぶザリガニ

 【ストックホルム=ふたば支社長・国分利也】スウェーデンでは夏の風物詩として「ザリガニパーティー」が開かれている。その名の通り、ザリガニを食べながら飲酒するパーティーで、スウェーデン人がとても楽しみにしている行事だ。8月にザリガニ漁が解禁されるため、今の時期は各家庭でザリガニを囲んで大いに盛り上がるのだという。

 日本では食材のザリガニになじみはないが、スウェーデン人にとっては夏の味覚。近くのスーパーをのぞくと、冷凍やボイルされたザリガニが販売されていた。驚くことにザリガニパーティーで使う飾りのコーナーもあった。すごいザリガニ愛だ。

 調理はシンプルで、ハーブを添えて塩ゆでにすると泥臭さはほぼなくなるのだそう。さて気になる味だが、現地の方に聞くと、カニのような味でエビのような食感とのこと。「一度は食べてみて」と勧められ、スーパーで購入を悩んだが、手が出なかった。

 ハイスクールアカデミー、13日帰国

 本県などの高校生が高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分について学ぶ「ふくしまハイスクールアカデミー2024」の一行は12日、スウェーデンでの研修活動を終え、帰国の途に就いた。13日に羽田空港に到着する。


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