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「白河の関越え」もう一度 夏の甲子園、青森山田に期待

08/21 09:10

「石碑に新たに青森山田の名前を刻めれば」と語る西田さん

 深紅の大優勝旗は「白河の関越え」を達成するか―。全国高校野球選手権大会で青森県代表の青森山田が準決勝に進んだことを受け、福島県白河市の白河関跡が高校野球の聖地としてさらなる注目を集めることに関係者の期待が高まっている。隣接する白河神社では野球に関する絵馬が多くかけられているほか、社務所には記念碑が建てられるなど、盛り上がりを見せている。

 同神社は2022年に宮城県の仙台育英が東北勢として初優勝したことを記念し、今年7月、石碑を建造。石碑には「白河関越達成」と刻まれ、裏面には「第104回宮城県仙台育英」などの文字もある。今年も東北の出場校6校に「白河の関越え」を願う通行手形を贈った。

 同神社の西田重直さん(39)は「東北の代表として頑張ってほしい。石碑に新たに青森山田の名前を刻めれば」と健闘を祈る。

 市によると、青森山田が決勝に進んだ場合、同神社周辺で決勝のパブリックビューイング(PV)を予定しているという。

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