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デブリ取り出し作業再開 福島第1原発2号機

09/10 09:10

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 東京電力は10日午前7時20分、福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しに着手した。原発事故から約13年6カ月が経過する中、廃炉の最難関とされるデブリの取り出しが始まり、新たな局面に入った。

 東電は試験的取り出しについて8月22日に着手を試みたが、準備作業中のミスが見つかり作業を中断していた。原因を究明し、再発防止策を講じて10日に作業を再開した。今後は2週間ほどかけて3グラム以下のデブリを取り出す。

 1~3号機には計880トンのデブリがあると推計されている。

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