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2階に浮かぶ幻想的なシルエット 智恵子の生家をライトアップ、5日まで

10/04 09:49

智恵子の命日を前にライトアップされた生家。智恵子と月のシルエットが浮かび上がった=3日午後、二本松市

 詩人・彫刻家高村光太郎の妻で、光太郎の詩集「智恵子抄」の「レモン哀歌」でも知られる二本松市出身の洋画家高村智恵子の命日を前に、同市の智恵子の生家・記念館は3日、ライトアップイベントを始めた。生家に智恵子と光太郎のシルエットが浮かび上がり、背景に月や「二本松の提灯(ちょうちん)祭り」などをイメージした幻想的な映像で彩った。

 「高村智恵子レモン祭」の一環として昨年に続き実施した。生家内や庭園は竹明かりや和紙ランプシェードで演出され、来場者が智恵子への思いをはせた。

 ライトアップは命日の5日までで、時間は午後5時~同8時。ライトアップ時は生家を無料開放する。問い合わせは同館(電話0243・22・6151)へ。

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