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宮城県、阿武隈急行「維持」 福島県に伝達、鉄道前提の経営改善協議へ

10/10 08:30

 経営が悪化する第三セクター・阿武隈急行(伊達市)を巡り、宮城県は9日、同県側区間の鉄路を維持する方針を福島県に伝えた。本県側も鉄路維持の方針で一致しており、今後は鉄道を前提とした経営改善策の具体的協議に入る。

 両県と沿線5市町などでつくる検討会は来年3月まで2年間かけ、阿武隈急行の抜本的経営改善策を取りまとめる。バス転換を含む輸送手段の合理化は、八つある検討事項の一つだった。

 今後は、上下分離方式など経営体制の変更や運行ダイヤの合理化、増収策などの協議が具体化する見通し。

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