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大谷選手の偽ユニホーム販売、商標法違反疑いで男逮捕 いわき東署

10/11 07:30

公開された押収品の偽造ユニホーム(いわき東署提供)

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームなどをフリーマーケットサイトで販売したとして、いわき東署は10日午前6時35分ごろ、商標法違反の疑いで、島根県益田市、会社員の男(44)を逮捕した。

 同署によると、男は「売って生活費の足しにしたかった」と容疑を認めているという。同署は、男が海外から輸入して転売し、昨年4月からの約1年間で数百万円を売り上げたとみて調べている。

 逮捕容疑は、2023年12月ごろから今年4月ごろまでの間に、スポーツブランド「ナイキ」に類似するロゴが入ったユニホーム3着を、浜通りの10代男性ら3人に計2万6千円でフリーマーケットサイトで販売した疑い。また、今年9月11日に自宅で偽ユニホーム282着とドジャースの偽パーカー78着を販売目的で所持した疑い。

 同署によると、署員が4月にサイバーパトロールをしていた際、1人で大量のユニホームを販売していることに疑問を抱き、購入した男性からユニホームを借り、ナイキに問い合わせて偽物と判明した。男は中国などから偽ユニホームなどを輸入し、1着7千円~1万円ほどで販売していたという。ユニホームの正規販売価格は1着2万8千円ほどだった。

 同署は、県警生活環境課や東京税関と捜査した。

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