五輪には正直、苦い記憶しかない。 「東洋の魔女」たちが1964(昭和39)年の東京五輪で金メダルを手にした女子バレーボール。日本の「お家芸」といわれた。メダルを取るのが当たり前で、ロス五輪(84年)の銅メダルを「こんなメダルはいらない」と言い放つ先輩もいた。 私が初出場したソウル五輪(88年)でも、当然のように金メダルを期待された。五輪前の練習は激しかった。男子相手に猛練習して、そのまま体育...
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