大谷選手の偽ユニホーム密輸疑い 島根県の男を福島地検に告発

10/25 07:30

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームを密輸しようとしたとして、東京税関は24日までに、関税法違反の疑いで、島根県益田市、会社員の男(44)を福島地検に告発した。東京税関によると「販売して生活費の足しにしたかった」と供述している。

 告発容疑は1月18~26日、スポーツブランド「ナイキ」に類似するロゴが入った大谷選手のドジャースやエンゼルスの偽ユニホーム34着を、5回に分けて中国から密輸しようとした疑い。成田空港の税関職員が検査で発見した。

 いわき東署は今月10日、大谷選手の偽ユニホームを、フリーマーケットアプリを通じて県内の男性らに販売したとして、商標法違反(商標権侵害)の疑いで男を逮捕。同署は東京税関や県警生活環境課と捜査していた。捜査関係者によると、男は少なくとも300万円の利益を上げていたとみられる。

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