第13回日本学校合奏コンクール全国大会グランドコンテストは最終日の27日、福島県郡山市のけんしん郡山文化センターで中学校の部が行われ、郡山二が最優秀賞に選ばれ、全国1位に相当する特別賞の文部科学大臣賞受賞した。同大臣賞を受賞するのは2年ぶり7度目。
郡山二の部員52人は、ドボルザーク作曲の交響曲第7番第1楽章で荘厳な音色を奏でた。順位にこだわるのではなく「美しい音」を追求してきた部員たち。基礎練習を徹底し、曲のイメージを共有する練習の成果を音色で表現した。
十林櫂(とばやしかい)部長(15)=3年=は「心から演奏を楽しめた。練習の成果を発揮できた」と胸を張った。本田あゆみ顧問は「生き生きとした演奏をしていた。『ありがとう』と伝えたい」と語った。
日本学校合奏コンクール委員会の主催。全国から県勢6校を含む34校が出場した。同コンクール全国大会ソロ&アンサンブルコンテストは11月10日に千葉市で開かれる。
ほかの県勢結果の通り。
最優秀賞=郡山一、北信▽優秀賞=若松二、若松一、白河中央