女性活躍に向けた優れた取り組みをする企業を認定する厚生労働省の「えるぼし認定制度」で、いわき市の情報サービス業「福島インフォメーションリサーチ&マネジメント(FIRM)」と、福島市の行政書士法人近藤事務所が認定を受けた。
FIRMは正社員に占める女性の割合、女性正社員の平均勤続年数など五つの評価基準全てを達成し、最高の第3段階の認定を受けた。近藤事務所は4項目を達成、残る1項目も2年連続で改善していることから第2段階に認定された。県内企業の認定は第3段階が17社目、第2段階が6社目。
認定通知書交付式は30日、福島市で行われ、井口真嘉福島労働局長がFIRMの橘あすか社長、近藤事務所の近藤博代表社員に通知書を手渡した。井口局長は「今後も女性活躍のリーダーとして県内企業を引っ張ってほしい」とあいさつした。