この春、福岡県の宗像大社に参拝した。 「神宿る島」として世界文化遺産になった信仰の地を訪ね、いにしえからの縁に改めて感謝の気持ちを抱いた。 宗像窯のルーツはこの宗像大社にある。 宗像家の開祖は、布教のため奈良時代に会津本郷に移り住んだ宗像大社の神官。千年ほどの間、祭事を専業としたが、1719(享保4)年、その傍ら焼き物作りを始め、生活の糧とした。それが宗像窯の始まりだ。その100年後に焼き物専業...
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