若松商高3年生20人は、お菓子の蔵太郎庵(会津坂下町)の協力を受け、会津の良さを表現したカヌレと「あいづの天神さま」の新商品を開発した。30日、湯川村の道の駅あいづ湯川・会津坂下を会場に個数限定で販売会を開く。
開発した商品は磐梯山をイメージしたカヌレ「頂きばんだい」と「あいづの天神さま」の金山カボチャ味。「頂きばんだい」はキャラメルソースをのせて秋の紅葉を表現したものと、ホワイトチョコソースとチョコチップで冠雪を表した2種類があり、それぞれ一つずつの2個1セットで600円。100セット販売する。
天神さまは3種類を考案した。いずれもかぼちゃクリームがベースになっており、あんこやチーズバターを重ねたもの、キャラメルバターとチョコチップを重ねたものが1個300円。パンプキンクリーム、パンプキンシード、生クリームでアレンジしたものはカップに入って1個500円。いずれも数量は50個ずつ。
代表の佐藤伶(りょう)さん、副代表の上野涼葉さんは「おいしいお菓子ができたと自信を持っている。丹精して作った商品が売れて、販売会を通して努力が報われたらうれしい」と話した。
販売会は午前10時~午後2時の予定だが、売り切れ次第終了する。