いわき市のラテンダンサー「ドニー坂本」こと坂本弘文さん(60)と妻純子さん(51)ペアは、スペインで開かれた世界ダンススポーツ連盟(WDSF)のオープン国際大会で6位に入賞した。坂本さんは「ギャラリーに『このペアがナンバーワンになってほしい』と思ってもらえるように踊った。その点は満足している」と振り返る。
坂本さん夫妻が出場したのは一方が50歳以上、もう一方が55歳以上で組むシニア3部門。各国から53組が出場した。
オープン大会の前日に行われた世界選手権は17位に終わったため、気持ちを切り替えて臨んだ。純子さんと磨き上げた技術を披露し、上位6組で競うファイナルに駒を進めた。
同部門には昨年から挑戦している。「3カ年計画だと思っている」と話す坂本さんは来年の世界選手権でファイナル進出を目指す。「観客を魅了して良い結果を出したい」と意気込んだ。