東日本大震災前、本県の阿武隈高地は全国有数のシイタケ原木の産地だった。しかし、東京電力福島第1原発事故により、出荷がストップしているのが現状だ。国や県などは本年度から「里山・広葉樹林再生プロジェクト」として、産地の復活に乗り出した。震災から10年、ようやく動きだした取り組みの課題を追った。 震災前は年間20万本生産 「この木はもう、だいぶ大きくなってしまっていますね」。ふくしま中央森林組合都路事...
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