【パリ共同】パリ五輪第5日の30日、柔道男子81キロ級で永瀬貴規(30)=旭化成=が2連覇を達成し、2016年リオデジャネイロ大会の銅と合わせて3大会連続でメダルを手にした。柔道男子の日本勢で3大会続けての表彰台は、60キロ級で1996年アトランタ大会から3連覇した野村忠宏以来で2人目。日本の金メダルは単独トップの7個となった。
サッカー男子で既に8強入りを決めていた日本は1次リーグ最終戦でイスラエルに勝ち、3戦全勝でD組を1位通過。準々決勝では前回東京大会の準決勝で敗れたスペインと対戦する。
競泳男子200メートル平泳ぎ準決勝で渡辺一平(27)=トヨタ自動車=と花車優(24)=イトマン東進=が決勝に進出。同200メートルバタフライの寺門弦輝(21)=セントラルスポーツ=は準決勝で落選した。同800メートルリレー決勝で日本は7位。
体操女子団体総合決勝で日本は8位だった。
バスケットボール男子の日本は1次リーグで前回銀のフランスに延長の末に敗れ、2戦2敗。
自転車男子BMXフリースタイル・パークは前回5位の中村輪夢(22)=ウイングアーク1st=が決勝に進んだ。
永瀬貴規の話 この大会は悔いなく自分の柔道を出し切るということを目標に掲げた。すごく重みがある金メダル。五輪という舞台を2回勝ち抜くことができて、本当に幸せだ。