関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は21日の定例記者会見で、販売開始から30日で1年となる2025年大阪・関西万博の入場券の売れ行きを「心配していたが、ようやく手応えを感じられる状況になってきた」と述べた。今後は訪日客の取り込みを強化し、来場者数の目標達成を目指す考えを示した。
日本国際博覧会協会は前売りで1400万枚の販売を目指しており、13日時点で約732万枚に上る。松本氏は「かなりの部分を経済界が買っている」と明かした。
関経連などの関西財界の代表団は24日から北京を訪問し、万博のイベントを開催して来場を呼びかける予定だ。