• X
  • facebook
  • line

野村萬斎「演じながら、家康から教わっている感覚でした」 『もし徳』連載企画

07/29 10:54

  • 映画
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』徳川家康役を演じた野村萬斎(撮影:松尾夏樹) (C)ORICON NewS inc.

 同名大ヒット小説を原作に、AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(公開中)。内閣総理大臣・徳川家康を演じた野村萬斎にインタビューした。

【動画】『もし徳』キャスト6人の「会いたい偉人は?」

――映画『もし徳』に出演した感想は?

【萬斎】うれしかったことが3つあります。一つは、偉人ジャーズに会えたこと。GACKTさんの信長はかっこいいし、竹中直人さんの秀吉は“待ってました!”感がありましたし、観月ありささんの紫式部も素敵でした。赤楚衛二くんの坂本龍馬もハマっていましたし、家康の子孫である吉宗(演:高嶋政宏※高=はしごだか)、綱吉(演:池田鉄洋)から「大権現様」と崇めたてまつられたのも面白かった。聖徳太子(演:長井短)にも会えました!2つめは、浜辺美波さんと共演できたこと。3つ目は武内英樹監督とご一緒できたことです。今回の映画の幸福な出会いでした。

――徳川家康役を演じるにあたって意識したことは?

【萬斎】家康が現代人に向けてスピーチを行う場面もありますが、この映画の家康には、新しい世はこうしたい、というビジョンを持った有能な政治家、というイメージが湧いてきたんですね。長い目で物事をとらえて、世の中をより良くしていきたいと考えている素晴らしい人だと感じていました。私も演じながら、家康から“どうあるべきか”を教わっているような感覚でした。

――映画を楽しみにしている人へメッセージをお願いします。

【萬斎】織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑をはじめ、歴史に詳しくなくても知っている、本当に有名な偉人たちがたくさん登場します。その人たちが蘇って最強の内閣をつくる、それだけでなんだかワクワクしてきませんか?そして、現代人の胸にも刺さる偉人たちのメッセージが映画の中にあふれています。楽しめて、笑って、泣いて、かつ、勉強になる映画です。老若男女、じいちゃんばあちゃん、父ちゃん母ちゃん、兄ちゃん姉ちゃん、弟妹、友達、恋人、皆さんで劇場に足を運んでいただけたら幸いです。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line