• X
  • facebook
  • line

『ジョジョ』荒木飛呂彦氏、初のパブリックアートは“球体”「無限のイメージ」正面きらびやか→背部は黒

07/30 10:37

  • アニメ
初のパブリックアートは“球体”となった荒木飛呂彦 (C)ORICON NewS inc.

 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの漫画家・荒木飛呂彦氏が29日、JR大阪駅の新しい駅ビル「イノゲート大阪」1階で、自身初のパブリックアート『THE FOUNTAIN BOY(噴水小僧)』を披露した。

【写真】きらびやかな正面と対照的な…『THE FOUNTAIN BOY(噴水小僧)』 裏側

 大阪駅西口直上に7月31日開業する「イノゲート大阪」にあわせ、JR西日本が大阪駅西側地区アートプロジェクト『WARP(WEST ART PROJECT)』を始動。日常的なアート体験の場を提供し、大阪の文化やビジネスの発展、イノベーション創出を目指すもので、この日、公開セレモニーが行われた。

 荒木氏の作品は、大阪駅に2代目駅舎の時代から103年にわたり「噴水小僧」が展示されていたことを未来につなげるビジュアルで、『ジョジョ』風にきらびやかに描かれた。一方、印象的な球体で、背部などは黒。荒木氏は「円には無限のイメージがある」と説明しつつ、漫画と違って「構図がやっぱり難しかった」と苦労を語っていた。

 JR西日本の長谷川一明社長は「古い歴史を継承しながら現代に生きる主人公の姿を通して世界にさまざまなメッセージを届けている」と、『ジョジョ』を描き続ける荒木氏を称賛。「世界で活躍されている」という通り、外国人観光客も注目していた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line