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『ブラックペアン2』二宮和也“ラストの豹変”に考察集まる「天城=渡海説の匂わせ?」【ネタバレあり】

08/18 22:10

  • エンタメ総合
日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』の場面カット(C)TBS

 俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜 後9:00)の第6話が、18日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【写真多数】匂わせ?天城の”渡海のような豹変”に驚いた猫田

 原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1では、二宮和也が天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じ、見事な手捌きやダークヒーローっぷりでその演技力を絶賛されていた。満を持して6年ぶりに日曜劇場に帰還。前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。

 第6話は、維新大の菅井(段田安則)は、日本一の自動車メーカー・ウエスギモータースの上杉会長(堺正章)のオペを成功させることで医学会会長選に向けて巻き返しを狙っていた。オペの鍵となるのが、エルカノを進化させた最新医療ロボットのエルカノ・ダーウィン。東城大の高階(小泉孝太郎)の協力を得て維新大の医師・早川玲子(瀧内公美)が開発したものだ。

 ダイレクト・アナストモーシスが必要な状態の上杉に“世界一の医者である”エルカノ・ダーウィンを使ったオペを提案する菅井だが、上杉からはそれを操縦する医者も世界一を用意しろと言われる。そして、そこに現れたのは天城(二宮和也)だった。実は、菅井は上杉のオペの前にダイレクト・アナストモーシスをエルカノ・ダーウィンに学習させるため、天城に臨床試験のオペを依頼しており、天城は上杉会長の莫大な総資産額を聞き、それを了承していたのだ。

 臨床試験を前に菅井らと東城大にやって来た玲子は、猫田(趣里)と遭遇。実は猫田は8年前まで維新大の看護師で、ある事件を起こし退職していたのだった。その事件が玲子によって掘り返されることに。さらに臨床試験当日、臨床試験の患者の状態を見た天城が突然オペの中止を発表。そんな中、玲子が胸を押さえ倒れ込み…というストーリーだった。

 かつて医師免許を持たないまま執刀し、維新大を追放された猫田は、東城大に来てから看護師を続けながら渡海のバックアップを受け、医師国家試験に合格していたことが明らかとなった。玲子のオペに“医師”としてメスを持った猫田は、天城と共闘して見事にオペを成功させる。

 ラストには、海外の病院へ医師として派遣することとなった猫田を天城が見送る。去り際に「私は悪魔のような医者を目指します」と誓う猫田に対し、「楽しみにしてるよ」とまるで渡海のように返す天城。猫田はハッとした表情をみせるも、天城はすぐに「お世話になりました!」といつものひょうひょうとしたトーンで頭を下げる。一連のシーンに「やっぱり天城は渡海先生?」「最後のニノの豹変ぶり痺れた」「これ天城=天城説の匂わせでは?」などの声が寄せられている。

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