福島市のJR福島駅東口駅前広場に30日、春の吾妻小富士を背景に、花見山でタクトを振る古関裕而をかたどったフラワーアートが完成した。
市内で31日から4日間で行われるウオークラリー「街なか回遊で巡るフラワーボックス」のチェックポイントの一つ。全国の生花店などでつくる「Possible~可能性~の会」(太田親平会長)が制作した。
作品は縦2メートル、横2.7メートル。太田会長ら5人が県産のキクやユリ、トルコギキョウなど約2000本を手際よく飾り付け、市民になじみの深い山並みと雪うさぎ、古関の姿を浮かび上がらせた。
ウオークラリーは福島民友新聞社などでつくる実行委員会の主催。31日から11月3日まで、福島市大町のチェンバおおまち前をスタート・ゴールに、古関をモチーフにした花のアート作品やモニュメントなどを巡る。イベント開催時間は午前9時30分~午後4時。参加無料で事前申し込みは不要。