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【TRY・登り窯(下)】まきを投入、作品の模様や色合い作り

2021/04/25 12:50

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学さん(左)に見守られながら登り窯にまきを投げ入れる記者。猛烈な熱さから終始、腰が引けていた

 登り窯の扉を開けると、窯の中は猛烈な勢いで真っ赤に燃えていた。ピーク時の温度は1300度。熱気が体に当たり、痛みを感じるような熱さの中、次は作品の模様や色合いが決まるまき入れだ。(いわき支社・緑川沙智)  いわき市四倉町にある大堀相馬焼の窯元「陶吉郎窯(とうきちろうがま)」で重要な作業に突入した。「生き物を扱うように考えるんだ」。指導してくれる近藤学さん(67)の声が響く。  登り窯は電気窯やガス...

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