歌人若山牧水が1916(大正5)年に福島市を訪れた際の短歌と足取りを記した、この連載の第29回(4月19日付)について、読者からお便りをいただいた。 「六十数年前に何回も聞かされた話を思い出しました」で始まる文面を要約すると「牧水は、瀬上の門間春雄の和歌仲間の家に何泊かされた。財のある家で、お酒もくみかわし、歌談義をされていた。(門間の)妹千恵さんも話を伺いたいと言ったら『女には必要ない』と入...
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