【手塚治虫】「スリル博士」 現実シンクロ、神様の旅

05/31 11:56

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手塚治虫が東山温泉を訪れた当時をイメージし調度品をしつらえた「いろりの宿 芦名」の「あられ」の間。文机には手塚作品や「私たちの手塚治虫と会津」が並ぶ。ちなみに手塚が泊まったのは原瀧別館すみれ館といわれる=東山温泉

 「漫画の神様、手塚治虫さんは、会津若松市に来たことがあって、その旅を基に描かれたのが『スリル博士』の一編。実はその作品に、今はない地下通路が出てくるんです」。福島地域通訳案内士の昆愛(こんあい)さん(郡山市)が「幻の地下通路」情報を教えてくれた。手塚治虫と地下道―ロマンではないか。早速、会津の手塚伝説を求め出掛けた。 漫画描く実験  「スリル博士」は、スリル博士(姿形は人気キャラクター・ヒゲオヤジ...

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