任期満了に伴い7月14日告示、同21日投票で行われる須賀川市長選で、新人で市議会議長の大寺正晃氏(62)は17日、立候補する意思を固めた。今後、正式に出馬を表明する見通し。
大寺氏は福島民友新聞社の取材に「地元や議会などから多くの後押しがあり、短期間ではあったが、考えた末に決意を固めた。今後、地域に丁寧に考えを説明していきたい」と述べた。
大寺氏は須賀川市出身。須賀川高卒。2011年の市議選で初当選し、現在4期目。昨年9月から議長を務めている。
市長選を巡っては、現職の橋本克也氏(61)=4期=が今期限りでの引退を表明。これまでにいずれも新人で、元市議会副議長の安藤聡氏(53)と県議の水野透氏(57)=自民、須賀川市・岩瀬郡=が立候補の意思を示している。
一方、一部で推す声もあった副市長の安藤基寛氏(62)は出馬しないもようだ。