距離を示すとき、普通はキロやメートルが思い浮かぶ。かつて日本では「里」という単位を使っていた。同じように、北欧のフィンランドでは「ポロンクセマ」という単位があるそうだ ▼その基準はトナカイが休憩なしで疲れずに移動できる距離。1単位は約7・5キロと、かなり大ざっぱだ。トナカイが身近な地域の人にとっては、便利なのかもしれない。古くから距離は生活に根差した手法で測られており、お国柄が表れる ▼自分たち...
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