道楽が過ぎ、親に勘当された綱五郎。姿を数年くらました後、許しを得たのはいいが、何日かして「もう一度、勘当してはもらえないか」と言い出した ▼浄瑠璃「糸桜本町育」の一節。「乞食(こじき)は三日やったらやめられぬとの例えもあるが、自分には商売の仕事が気詰まりで仕方がない」と、綱五郎は訳を話す。仕事が合う合わないという悩みは、今も昔も同じらしい ▼「合併しない宣言」で知られた元矢祭町長、根本良一さんが...
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