石川町発注の公共工事入札を巡る贈収賄事件などを受け、町長の辞職に伴う石川町長選は25日、告示された。届け出順にともに新人で、前副町長の首藤剛太郎氏(59)=無所属=と会社経営高橋翔氏(36)=諸派、郡山市=が立候補し、30日の投票に向けた選挙戦に入った。
人口減少や産業振興への対応のほか、塩田金次郎前町長(76)らによる官製談合・贈収賄事件で失墜した信頼の回復に向けた取り組みが争点となる。
期日前投票は26~29日の午前8時半~午後8時に石川自治センターで受け付ける。30日の投票は午前7時~午後7時に町内21カ所で行われ、同8時から町総合体育館で即日開票される。
24日現在の選挙人名簿登録者数は1万2052人(男性5967人、女性6085人)。
◇石川町長選立候補者(届け出順、敬称略)
首藤剛太郎 59 無職 無新
高橋 翔 36 宇宙関連企業経営者 諸新