アクアマリンふくしまは13日から、いわき市小名浜の同館で企画展「旅する深海魚~どこで生まれてどこで育つのか~」を開いている。来年2月24日まで。
深海と浅海を生活の場とする深海魚の生態をテーマに、どこでどのように生まれ、成長して深海まで移動をするのかなど、謎の多い部分にスポットを当て紹介している。
会場には深海魚の卵や幼魚の写真と映像、ボードゲーム、幼魚の暮らしが疑似体験できる遊具などを設置している。採集した卵やふ化した幼魚も期間限定で展示する。
深海魚の魅力に取り付かれた飼育員たちの思いを紹介する特別コーナーでは、深海魚の魅力や謎を「水深」に例えて対談形式の映像で紹介する「深海よりもディープな話」を放映。飼育員が来館者の質問に答える掲示板なども用意している。
飼育員の石井輪太郎さんは「深海と浅海のつながりを知ることで、海にもっと関心を持ってもらえたらうれしい」と話している。問い合わせは同館(電話0246・73・2525)へ。